FXをやるなら、通貨の種類と特徴を知っておこう

Pocket

FX取引をやっている人、これからやろうとしている人にとって、それぞれの通過の特徴をしっておくことはとても大切です。

それぞれの通貨には特徴があり、その特徴を具体的に知っておくことで、

  • 投資家としての自分と通貨とのマッチ度
  • 自分の生活時間とのフィット具合
  • 投資家のリスク許容度(リスクを引き受けられる範囲・程度)とのフィット感

などを理解することができます。

それでは、それぞれの通過の特徴を見ていきましょう。

ドル/円(USDJPY)

全世界の為替取引の中で80%以上が対米ドルの取引といわれるが、その中でも欧州の単一通貨であるユーロと双璧をなすのが、このドル円である。

近年は、本邦金融当局による“超低金利政策”の影響から、「円を借りて金利の高い外貨で運用する」いわゆる“円(グローバル)キャリートレード”を行う投資家が増えたため、円から外貨への入り口であるドル円は、円売りバイアスが恒常的にかかりやすくなっている。このため円安方向への変動は緩やかながら長期にわたる変動になりやすい。

逆に円金利と海外金利の差(内外金利差)が縮小する傾向にあるときや、決算期末が近付き円調達した資金を返済する必要があるときは、円高方向へのバイアスがかかるが、短期間に円買戻しが集中しやすく、このため円高方向の変動は急激に大きな値幅の変動となることが多い。

長い(数年単位)の視野でドル円の相場を見ると、概ねマクロ経済に則った流れの変動をしているが、目先の動きでは、投資家や投機家、実需筋(輸出入企業等)などによる需給バランスに起因する動きが多く、特に海外時間ではファンド筋など投機系の資金で相場が形成されるケースが多いようだ。

ユーロ/ドルの特徴

ドル円・ユーロドルに次ぐ主要通貨のうちの1つ。もともとは独マルク円相場が、唯一対円での正式な相場が立っていた通貨(インターバンク市場で直接マルクと円との為替取引が直物・先物共に取引ができる)だったこともあってか、現在も対円取引(クロス円取引)では、ユーロ円が唯一対円での直接取引の相場が直物・先物共に建っている通貨である。ユーロ円は、ユーロドル相場の動向の影響と、ドル円相場の動向の影響、そしてユーロ円相場独自の材料で動く通貨であるため、時として大きく動き、時として動きが無いという気難しさを持つ。

これは、ユーロ円のレートの算出方法に要因がある。ユーロ円のレートはドル円のレート×ユーロドルのレートで算出されるので、ドル高相場の局面では、ドル円上昇とユーロドル下落とがお互いの変動を打ち消しあって、ユーロ円があまり動かない(両股開きと呼ばれることもある)場合がある。これが、円独自の理由での相場展開や、ユーロ独自の相場展開となると、意外と大きく動くので、この見極めが非常に重要な通貨である。

ユーロ/ドル(EURUSD)

ドル円と同様に、為替市場での主要取引通貨のうちの1つである。交換レート(為替相場:銀行間取引)が正式にスタートしたのは、1999年1月で、実際の硬貨や紙幣の流通が開始されたのはその3年後の2002年1月である。

現在では欧州連合(EU)加盟15ヶ国のうち12ヶ国がユーロを採用している。ユーロ発足当初は、参加各国の経済悪化と言う事情もあったうえに、異なる経済事情の国々を1つの中央銀行でコントロールすることへの不安感もあって、大きく値を下げたが、現在では中銀や通貨への信頼度が確固たるものになり、安定した国際決済通貨としての認識が高まっている。

ユーロドルの取引は、欧州時間からNY時間にかけて活発に行われるため、その時間帯で変動することが多い。また、いったんある方向に流れが出るとそちらに大きく動く(一方向に動く)ことも特徴で、ドル円と比べてボラタイル(変動が大きい)な通貨でもある。

ここに見出しテキストを追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


お知らせ

登録されているお知らせはございません。

ページ上部へ戻る