情報を知るには、まず市場に参加すること

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市場にはリスクがたくさんあります。元本保証のものなどないのです。ですが、市場に参入しなければ、本気で情報を得るということもできないはずです。私が取材したことのある投資家は、一部ではカリスマと呼ばれていた人ですが、「投資の勉強はブックオフで2冊本を買っただけ。後は実際にやってみてから」と言っていました。また、投資の重要なポイントとしては、「ルールを守れるようになること」ということが挙げられます。トレードにおけるルールとは、たとえば「ここで損切りを行う」「ここで利益確定を行う」という類のものです。当然ですが、バーチャルトレードだったら、このルールに従って取引を行うことが、誰でもできます。実際に市場に参加しているからこそ難しいのですね。

損益は「痛み」を伴います。 痛みを伴った場合に、私たちはルールを忘れてしまいます。痛くても、我慢できるところで解放されよう、と考えていても、実際にはそれができないのです。メンタルのルールを鍛えるのに方法は一つだけです。それは、【取引を自分の手で行ってみること】はっきりいってこれにつきると思います。

私は大学生になっても、円高と円安が経済に与える影響や、それが自分たちにもたらす弊害やメリットを知りませんでした。このままではまずいと思った大学生の頃の僕は、有り余る時間とエネルギーを持って図書館に向かいました。図書館は知識の宝庫です。その気になれば、なんでも学べる、、、、って教科書みたいなことを言うけれど、本当でしょうか?僕は少なくとも、30冊以上、投資や経済の本をその時に一気に読みました。なんとなく、経済の用語が頭の中に入ってきて、頭がよくなったような気がしたことをよく覚えています。

しかしながら、そういう気持ちで入ってきた知識は、すぐに消えてしまいます。

投資を学ぶ、というのは「経済に強くなってビジネスシーンで優位に立とう」「経済や投資に詳しければ、合コンなんかでもうけるかも」「経済や投資を知らないとちょっと恥ずかしい!」 そういう気持ちでやっても、結構無駄だと思うのです。覚えられません。そうじゃなくて、投資を学ぶということは、利益を上げるための行為です。利益を上げるために学ぶには、危機感が必要なのです。趣味に対する「楽しい」という気持ちではなくて、このままだと搾取されるのではないか、という、多少なりとも危機に対する意識というものが、必要になってきます。

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