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市場概観

世界では、車載用、電力貯蔵用、系統安定用の市場が、2025年まで年平均成長率14~26%で推移すると予測されている。これらの市場では日本のシェアも10~14%となる見込みである。系統安定用と電力貯蔵用の市場成長の見込みが大きいため、外資系企業にとっては、現在が参入のチャンスである。また、車載用の市場も規模が圧倒的に大きく、見逃せない。電力小売市場の完全自由化に向けて、電力システム改革が行われている。改革により、再生可能エネルギー等、多様な電源を活用しやすくなり、再生可能エネルギー発電が増えることが期待されるため、電力系統を安定化させるための蓄電池需要が増えることが見込まれる。住宅や商業ビルに向けた蓄電システムの発売や開発が相次いでいる。自家発電やピークシフト需要の拡大、蓄電池の低価格化により、今後も蓄電池需要が大きくなると考えられる。2025年の市場規模は、2014年の3倍となる506億円に達する見込みであり、充電インフラの整備が進んでいるとともに、EV, PHEV向けの蓄電池が政府主導で開発が進められる予定である。そのため、EV, PHEVに搭載する蓄電池の需要拡大が見込まれる。

 

外資系企業の参入機会

日本市場では、”販売価格の見直し”と”蓄電池の長寿命化”が重要な課題となっている。そのため、低価格化や寿命に対する懸念を払しょくする施策が必要になる。

 

ビジネス環境

蓄電池の実証事業が行われており、類似の実証事業の実績を有している、あるいは技術力のある外資系メーカーにとって参画のチャンスがある。また、蓄電池の購入補助制度の整備が全国的に進んでおり、今後の家庭や事業所での購入増加が見込まれる。大阪を初めとして日本各地に蓄電池産業が集積している。今後、これらの集積地域を中心に蓄電池産業が盛り上がることが期待される。

 

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