自動車部品市場

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日本の自動車部品市場

2015年における世界の自動車生産量のうち、日本で生産された台数の割合は10%であった。また、世界の自動車部品市場は年平均2.8%で成長し2025年にはUS$544Bに達する見込みであり、日本市場は年平均0.5%で成長し、2025年にUS$64Bに達し、世界市場の約12%を占める見込みである。日本市場は年平均0.53%で拡大し、2025年にはUS$7,617Bに達する見込みであり、特に次世代部品、電装部品が高い成長率で推移する見込みである。日系自動車メーカーは自動運転技術の開発や商用車への搭載を進めており、政府も自動運転の実用化を主導しており、また、環境分野の開発が活発である。自動運転や環境関連の技術に強みを持つ外国企業に、政府機関の実証や自動車メーカーとの共同開発に参加するチャンスがあると言える。日系自動車メーカーでは、燃費向上技術や次世代自動車に関する技術開発、これらの技術の商用車への搭載が進んでおり、政府主導で自動走行の実現を目指す官民共同のプロジェクトが立ち上がっている。また、2020年代後半に、ドライバーが全く関与しない完全自動運転システムの実現が目標とされている。日系自動車メーカーは、衝突回避システム等の技術開発や、これらの技術の商用車への搭載を進めている。また、更なる自動運転技術の研究開発が計画されているため、高速道路の自動走行に係る技術を有する外国企業に参入のチャンスがある。また、個々の部品のプレーヤーを見ると、日本市場に既に進出している外国企業も存在する。

 

外資系企業の参入状況

吸/排気系部品を生産するテネコは、乗用車やトラックを生産するメーカーに対して先端的な技術とエンジニアリング能力を提供することを目的に、2016年に日本初のテクニカルセンターを開設した。車載向けの半導体製品を製造するインフィ二オンテクノロジーズは日本での販売体制を強化してきた。2006年、2015人には解析ラボの開設、拡張を相次いで行っており、R&D体制も強化している。

 

自動車部品産業に係るビジネス環境

多くの自動車部品メーカーが自動車メーカーの研究開発拠点の近傍に拠点を設けており、東海地方や関東地方に自動車部品メーカーの拠点が集中している。これらの地域には外国企業の拠点も多く設立されている。自動車部品の技術開発に対して、政府や自治体が多くのインセンティブを提供しており、また、外国企業の立地に対するインセンティブも充実している。自動車メーカーや部品サプライヤーが集まる展示会が頻繁に開かれ、商談の機会が多く提供され、部品サプライヤーが参加する業界団体も組織されており、提携先の探索につながる可能性がある。

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