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市場概観

日本では、水道普及率は97%、有収率も90%を超えていることから、漏水が少なく高質な設備で、ほぼ全ての人々に水が供給されている。現在、人口(給水人口)の減少や水道事業に関わる地方公営企業の熟練技術者の退職により非効率な運営状況から2018年の更新需要は約$82.5Bと試算されており、これに向けた資金の確保が課題となっている。これらの課題を解決すべく水道事業の民間委託が進んでおり、外資系企業であるヴェオリア・ウォーター・ジャパンが国内初の包括委託契約を締結している。

 

外資系企業の参入状況

これらの課題を解決するにあたり、技術力およびコスト競争力を有している外資系企業にとって、参入機会は今後大きくなると予想される。日本の水道事業は公共事業であるため入札対応が必須となる。外資系企業が参入するには、日系企業との提携や日本に拠点を設立することで自治体とのコミュニケーションラインを確立し、自治体に対し中長期的な提案型アプローチを取ることが得策と考えられる。

 

ビジネス環境

大阪市が、2015年度を目標とした水道事業民営化の基本方針案をまとめており、大規模な生活インフラの運営を民間企業に開放する動きは国内初である。日系・外資ともに主要プレーヤーは首都圏に拠点を有している。既進出外資系および日系企業との提携を考慮すると、首都圏に進出することが得策と考えられる。見本市や業界団体としては各地で水道事業関連のイベントが開催されており、日本市場の動向把握やパートナー候補とのマッチング機会が提供されている。また、各種イベントおよび関連業界団体に外資系企業の参加が見られる。

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