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市場概観

日本のEMR(Electronic Medical Record)/EHR(Electronic Health Record)市場規模は世界3位であるが、医療機関におけるEMR導入率は29%にとどまっており、今後更なる拡大が見込まれる。医療IT(Information and Communication Technology)先進国は、①政府による推進体制②医療IT導入に対する政府からの投資③医療データベースの民間利用推進の環境整備により、医療ITの普及を後押ししている。日本においても医療IT先進国と類似の推進策が計画・実行されており、今後医療IT導入が進むことが見込まれる。また、日本の医療IT市場はCAGR6.1%と順調に成長しており、EMRが最も市場規模が大きく、またEHRが大きく成長している。地域医療連携の推進に伴い、規格の異なるシステムを繋ぎ合わせるためのデータベース、及びプラットフォームに対する需要が高まることが考えられる。

 

外資系企業の参入機会

日本に既に参入している外資系企業は、日本のシステムインテグレターと提携することで、販路を効率的に構築している。日本のEHR/EMR市場に外資系企業が参入する際には、キーパーソンとの関係構築のために日系システムインテグレーターと提携すること、及び自治体がEHRを積極的に推進している地域でのプロジェクトに参入することが重要である。

 

ビジネス環境

IT活用による医療連携システム構築、及び被災地における地域医療連携構築システム構築に係る助成が総務省、厚生労働省により実施されている。国内では、多くの施設や自治体の巻込みに成功した、大規模な地域医療連携ネットワークが稼働している。日本市場の動向把握や提携先候補とのマッチングの機会として有効な、関連事業者が一同に会するイベントが複数開催されている。

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