スマートロボット

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IoTやAI技術を活用することで高度化されたロボットをスマートロボットと呼ぶが、製造現場での溶接や塗装、組立、搬送等を担う産業用ロボットと、モビリティや医療・介護・福祉・健康管理、セキュリティ、清掃、インフラなどに利用されるサービスロボットの大きく2つに区分される。

生産ラインで溶接や塗装、組立等を担う産業用ロボットでは、機械学習による作業精度の向上や故障予知、クラウドでの情報管理によるトラブル時の迅速対応や、機械学習による機械同士の干渉回避といった取り組みが行われている。一方でサービスロボットでは、モビリティや医療・介護・福祉・健康管理関連のロボットでネットワークを通じた遠隔地からの操作機能やデータ収集・分析によるサービスの高度化、セキュリティや清掃関連のロボットではネットワークを通じたデータ収集やオペレーションセンター等との連携、遠隔操作や履歴確認等の機能の実用化が進められている。また、インフラ関連のロボットではネットワークを通じた遠隔地からの操作機能やデータ収集・分析によるサービスの高度化に取り組み、そのほかにも、機械学習によるコミュニケーションの高度化やその他機器との連携なども行われている。

産業用ロボットの生産市場としては、世界出荷台数の約50%を日本が担っている状況であり、需要市場では、日本は稼動台数で世界第1位と、先進的な取り組みが普及している国となっている。また日本のサービスロボットの需要市場は2035年までの20年間の年平均成長率で13.9%と高い成長が期待されている。スマートロボットの分野では、日本のサービスロボットの需要市場は2035年までの20年間の年平均成長率で13.9%と高い成長が期待されている。

外資系企業が参入する際には、同業の国内企業や研究機関との開発・生産連携、もしくは販売チャネルを有する代理店との販売提携を活用することも効果的であり、ハードとソフトの融合が重要となる今後の市場において、ロボットのソフト面や、ハードとソフトの両面を含む全体設計に強みを持つ外国企業には今後大きな参入機会が発生し得ると考えられる。また、スマートロボット市場へ進出の際には、補助金等のインセンティブを利用できるだけでなく、日本市場の動向把握や提携先候補とのマッチングの機会として有効な、スマートロボット関連の事業者が一堂に会するイベントも予定されている。

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